初めての記録を見ると、40代に入ってすぐの頃で、生理の遅れ、胃の不良を訴えておられました。他にはお通じが、普通便の時もあれば、軟便、兎便、下痢便と非常にバラエティに富んでいること、咳がで始めると中々良くならいといった訴えがありました。過去には、下痢便がひどくて血便になり1週間の入院歴、腎盂腎炎の罹患歴もあります。
40代というのは、いずれやってくる閉経に向けて体の奥の方では、ホルモンバランスが変化を始めます。
かたや女性を囲む環境はというと、仕事的には、中堅になって来て、色々な気苦労が増して来ます。また、子どもの受験等も始まるのではないでしょうか。
連れ合いの夫も、40代から50代ともなれば、中堅から、管理職になろうかという年齢で、職種によっては管理職試験等で大きなストレスを抱え込み、日本では、それは家庭にも大きなストレスとなってのし掛かる事が多いのではないでしょうか。
女性ホルモンというのは、女性を囲む環境の影響をまともに受けます。内部では、今まで女性を支えて来た女性ホルモンの減少が微かに始まり、外部では、家庭内外で、大きな変化と試練(笑)が起きようとしている訳です。
つづく