患者さんのこと その8 第二話

月曜分に引き続き、お待たせしました。

木曜分の更新です。

召し上がっているものをお聞きしてみると、朝は、牛乳と食パンとバナナ、昼はインスタントラーメンと菓子パンを2、3個、夜はお弁当ということでした。

この食事の問題にもテコ入れが必要と思いましたが、まずはこの30年近くの大きなストレスによる免疫力の低下、体内時計の設定のし直し、この2点に取り掛かりました。 

身長は170cm、体重88kgのガッチリした方です。

服用を開始して、1カ月後ご予約日にいらした時「いや〜、初めの2週間は、何にも変わらなかったんだよ。それが2週間目以降から大きく変わって、ちょっとこんなに変わってびっくりしている。」と仰いました。

入眠に関しては、80%近く改善で、首の凝りが無くなり、足の冷えも無くなり、下痢と便秘を繰り返すことも、80%近く改善とのことでした。

それから4ヶ月後の8月まで、毎月しっかりと真面目に服用してくださり、私は食事面の改善をする為に、先ず食事の宅配を探しましたが、かなり奥に住んでおられる方なので、大手の宅配メーカーからは、エリア外と断られました。そこでその方が住んでおられる町の役場の福祉課に電話を掛けました。

個人情報なので、患者さん個人の名前はだせません。でも担当者のお名前を伺って、生活面のサポートを受けられるように役場のその方に、電話を掛けるように連絡しました。電話口で「わかったわかった!電話するよ!」と言ってくださいました。

今は食事面のサポートを受けて、きちんと野菜も召し上がっておられるそうで、少し安心しています。

漢方薬をどんなに服用しても、食事がインスタントラーメンと、バナナ、菓子パン、弁当ではこころとからだは、たて直せません。食事は大切です。  

つづく