アトピー性皮膚炎は文明病!?国民病!? その2

更新、お待たせしました。

まだ4歳ですから、漢方薬を飲むというのは錠剤にしても散剤にしても無理だと思うと、お電話頂いた時に一旦は遠回りながらお断りする流れでお話ししました。それでもお邪魔したいと仰って下さっての来店でした。

何しろまだ4歳では問診も無理ですから、いきおい話はお母さんであるお嫁さんに伺う事になりました。

お話を伺っている間じっと彼女を見ていてふと彼女の手元に目が留まりました。指の節の感じがステロイド剤を長年塗って来た皮膚特有の感じがありました。

また気がつくと話している間痒いのでしょうね、始終身体のあちこちを服の上から掻いています。

「もしかしたら、貴女もアトピー性皮膚炎?」と聞くと「そうです…。スイマセン、掻きながらお話しして…。」

見た目、顔や腕等はそんな感じはありませんでしたので、指先に気が付かなければこのままお子さんの話になったかもしれないのですが、目の前の彼女はもっともっと子どもが欲しいと仰います。   

つづく