もし掛かり付け医に見せた時、医師が一言『皮膚科に行けよ』と言ってくれたらどうなっていたでしょうか。
もし通院中の整形外科医に見せた時、医師が一言雑菌が入った様だから早く皮膚科に行けよと言ってくれたらどうなっていたでしょうか。
多分結構最初の一週間はひどい状態でスティーヴンス・ンジョンソン症候群を疑った位でしたから。上腕限定でしたが、紅斑、表皮のびらんもありました。特に掛かり付け医のワクチンの副作用という言葉で余計そう思いました。
でも本当に注射をした上腕限定で、発熱もなければ粘膜の炎症もありませんでしたので、そこまでの大変な症状と考えるのは止めました。
バイオリニストの川畠成道さんは確かお子さんの頃滞在したアメリカでこの症候群によって視力を失われたと記憶しています。
これからでも皮膚科に行こうか色々考えました。
一番ひどい時皮膚科に行けば恐らく直ぐにステロイド剤の点滴、抗生剤の点滴の処置が行われたと思います。迷った結果行かなかったのは、抗生剤による主人の激しい下痢を案じての事でした。
もし行って抗生剤を点滴なり、経口なりで出されていれば、左上腕の後起きた右膝の炎症、左上腕内側の炎症は起きなかったかも知れません。でも抗生剤に弱い80歳になる主人が激しい下痢を起こせば抵抗力も落ちます。
折角元気で食欲も体力も今のところ申し分ない主人の抵抗力が落ちる事は一番避けたかった…。
私は腹を括って漢方薬を投薬して行く道を選びました。
今日はこの辺で。