お約束した2つのドレッシングのこと

ひとつめは、味噌ドレッシングです。

春めいて来て、新玉ねぎが出回る様になると、必ずこのドレッシングを今年もと、作ります。

分量

酢、油(酸化し辛い物をお好みで)    各1/4カップ   

醤油 大さじ1   味噌 大さじ1.5           砂糖 小さじ1 

 (母の友 555号 母と子の食・育・楽より)


これらをボールに入れてなじむまで良く混ぜます。泡立て器があれば混ぜやすいですよ。簡単でしょう? これをいつもの保存瓶に入れれば、完成!

新玉ねぎが美味しい間中、我が家の食卓には、芽ひじきを適量戻したのと、新玉ねぎのスライス、青じその千切りを混ぜた物とを小鉢に盛って、なるべく美味しそうな小ぶりのトマトを大ぶりに切った、このサラダが登場します。

まだトマトは夏の地物にはかないませんが、どうしても彩り的にも玉ねぎの白、青じその緑、芽ひじきの黒と来たら、トマトの赤を添えたい!美味しそうなトマト選びもこのシンプルなサラダには大切です。

芽ひじきをサラダにするのは、このドレッシングを知る10年くらい前、マクロビオティックの集まりの、立食パーティーで初めて知りました。それまではひじきというとお揚げと人参とかの炊いたの、位しか知らなかったので本当に当時は斬新に感じました。確か、玉ねぎと混ぜて、レモン、塩、オイルで軽く混ぜてありました。これも美味しかったです。

昔はひじきは鉄分の補給と言っていました。でも今は昔ほど鉄分は含まれていないそうです。先日聞いていたラジオで、昔ひじきに鉄分が多かったのは、鉄の大鍋で海から取ってきたひじきを煮ていたからで、今はステンレスの大鍋で煮ているので、以前ほどは含まれていないと言っていました。

それでもミネラルが多いのは海藻ですから確かですし、煮炊きものに限定しないで、気軽に摂りたいですね。でも最近の海水温の上昇で、ひじきの特産地の和歌山でも収量が減っているとか。いつか口に出来なくなったらと思うと、環境を守る事も、何か出来る事から始めなくてはと本気で考えてしまいます。