話を患者さんに戻します。彼女には一旦は血流が良くなって患部が大きくなったり、数値も上がったりしても、そこを超えて尚服用し続けると、血漿や白血球が良くなった血流に乗ってどんどん患部に集まり、必ず小さくなって行くからと、私を信じてと申し上げました。
結果彼女は服用を続けて、更に半年後主治医から「1cm小さくなっている。手術しなくて大丈夫」と告げられます。5.6cmが4.6cmになった訳です。ところが、4ヶ月後の婦人科検診で、大きさは変わらず4.6cmながら、去年から比べると腫瘍マーカーが高くなっているので摘出した方が良いと申し渡されました。
悩んだ結果セカンドオピニオンを求めて、3ヶ月後に県立医大を受診されます。そこでの診断は「3.2cmになっている。50歳で5cmなら手術を勧めるけれども、45歳で小さくなっているから大丈夫。マーカーの数値もまだ大丈夫です。」というものでした。
この結果を携えて私どもの処にいらした時の彼女も、私は忘れられません。店舗の入口から入っていらして、嬉しさで半泣きで抱きついて来られました。信じて服用して下さって私も本当に嬉しかった。
経緯を必ずお話ししたいと思った患者さんのお一人です。