膀胱炎の漢方薬というとネットで調べてもドラッグストアに行かれても猪苓湯というのが筆頭に出てくると思います。実証の方でも虚証の方でも使えて便利な処方ですが、市販されているものは質にバラつきがあります。
漢方薬というのは合成品ではありません。薬用植物の生薬を煮出して作るのです。
メーカーが大量の生薬を仕入れるわけですが、そこの生薬にも良し悪しがあります。野生種にしても栽培品にしてもその年その年の気候でも違って来ますから。
抽出する技術力もメーカー毎に当然バラつきがあります。消費者にはそこまでは分かりませんよね。対面で有れば聞くことが出来ます。
漢方薬を扱う店舗、薬局に立つものはメーカーの姿勢、品質を少なくとも知っていなければならないと私は考えます。
そうでなければ、わざわざ出掛けなくても手元のスマホから家に居ながらにして送料なしで注文出来るネット商品に対面販売は取って代わられます。
長年店頭でひとりひとりの話に耳を傾けて来たからこその発信力は受診のタイミングにも活かせる筈です。
今日はこの辺で。
