COVID-19 

2019年の秋に新型の肺炎の患者が出ていると中国の一医師の注意喚起がなされて、明けて2020年から現在に至るまでこの新型のウィルスは変異を続けながら世界中を混乱させています。

残念ながらこの中国人の医師は感染して亡くなられました。

皆様も覚えておられると思いますが兎に角2020年の第一波、第二波の頃は感染すると重症化する方が殆どで、人工呼吸器、ECMO(エクモ)などといった言葉がメディアを通してよく聞かれました。

3年目の今年に入って重症化する方が減った代わりに、本当に感染している方が増えていると感じています。

自宅で完全予約制で漢方相談しているのですが、この患者さんにもチラホラ子どもからうつったので予約日の変更を希望すると言った患者さんの電話が入るようになって来ました。

週の半分以上を勤務している調剤薬局では、増加傾向がもっと手に取るようにわかってザワザワするほどです。

申し上げたようにBA5 以前は重症化する方が殆んどで入院する方が殆んどだったので、調剤薬局の店頭で処方箋を通して目に見える事はありませんでした。

今は重症化する方が減った代わりに殆んどが自宅療養なので、処方箋を通して患者数が見える化します。その裾野の広がり方は恐ろしい程です。今は家庭内感染が増えています。その影響でしょう、学校も学校閉鎖、学級閉鎖が増えています。

マスク、手洗いはもはや言い尽くされた感がありますが、換気を再度意識に上げましょう。寒い冬なので換気はし難いでしょうけれども。

家族が一緒に高気密のエアコンの暖房にしている家が増えている事は家庭内感染が増えている事とは無関係でしょうか。

今年も残り少なくなりました。子ども達が楽しみにしている冬休み。感染を防ぐ手立てを講じながら御家族お揃いでどうか良い年をお迎え下さい。

また来年お目に掛かります。ご機嫌よう。