先ずそもそも換気というのは、室内の空気を完全に置き換える事を指します。
それには窓を開ける事。24時間換気の設備のある建物は、勿論それを稼働することは言うまでもないけれども、窓を開ける事が最も適切であるという事でした。
そして風の入って来る方向にある窓を細く明けて、この細くがミソで、細く開けておく事で、風速が強くなるそうです。
ホースで水を撒く時に先端を指でギュウッと潰すと水の勢いが増すのと同じ理屈だそうです。なるほどと思いませんか。私はガッテンと、手を打ちたくなりました笑笑
対角線上にある窓も必ず開ける、ニ方向の開放が必要という事ですね。
この対角線上の窓も、なるべく遠い対角線上の窓が良いという事でした。その方が部屋全体の空気が変わるのだそう。換気の間隔は1時間に5分から10分が適当で、2時間に10分から20分では、換気の間隔としては不適当という事でした。
小学校中学校で次々にクラスターが出ている事が気掛かりです。最近の住宅は、高機密住宅と銘打った24時間換気の機能を備えた住宅が多く、住宅建設施工を担うメーカーもこぞってそういう建物を勧めます。
どんなに優れた機能を備えた建物でも、窓を開けての換気が必要。
私は幼稚園保育園児の家庭内感染、小中学校のクラスターの発生は、一部は、この高機密住宅の24時間換気という言葉を丸呑みにした結果のような気がしてなりません。
どうかみなさん、家の窓を開けて、本当の換気を心掛けましょう。
今日はこの辺で またお目にかかります。