先週、今週とお休みしていてごめんなさい。別の原稿書きに追われておりました…。また本日より皆様のお目に掛かれたらと思います。
先月の27日、無事雛が巣立ちました。
19日の日に、巣が掛かっている台所の窓のあけびのグリーンカーテンの、ちょうど真下の室外機の上に、卵の割れた殻がおちているのを、主人が見つけました。
私は分からなかったのですが、山の番組等をよく見る主人は、鳥は、卵がかえるとその殻を巣の外に出す習性があると知っていたようです。
鳥が卵を抱いて温めている気配もなくて、「こりゃあ、ダメだね、卵はかえらないよ…。」と2人で言い合っていたので、とても驚いて、大喜びしました。
2羽で交互に虫を運んで来ては餌をやる様子を、主人は2階の出窓の簾越しにじっと観察していたようです。
一羽が餌を取って来ると、一羽がツッと巣の茂みから出て、近くの塀の上の金網に止まって辺りを警戒して見張っているそうです。
さっきの一羽がツッと茂みから出て来ると、塀の上で見張っていた一羽が餌を取りに行って、戻って来ると、ツッと茂みに入って、その間、さっき餌を雛に与えていた一羽が塀の上の金網に、とその繰り返しだそうです。
私も一度裏庭に出た時に、大きな羽虫を咥えて飛んで来た親鳥を見ました。前に申し上げたように生活音が日常的にする、台所の窓だったので、半ば諦めていただけに喜びは大きいものでした。
巣立ちのその日は本当に朝からかしましく、相当なものでした。静かになった午後、私の知らない間に主人は脚立を立てて、そっと巣の中を覗いてみたようです。もぬけの殻だったようで、「無事巣だったよ。」と報告がありました。
2、3日は静かだったのですが、暫くするとまた鳥の声がして、巣にも出入りしているようで、主人は巣立った幼鳥ではないかと言います。巣がよっぽど気に入ったのか、自然界では、そんな事はないような…。
いずれにしても、以来何となく、鳥の声に以前にも増して聞き耳を立てるようになりました。
今日はこの辺で。またお目にかかります。