毎日がもの凄いスピードで過ぎて行く今日この頃なので、紅麹の事はもう遠い昔の事の様にみなさん思ってらっしゃるかもしれません。
一報が報道されたのは3/22、被害を受けた方々は皆さん腎臓の機能低下でらしたのも大変驚きましたが、亡くなられた方がおられたのも痛ましい事でした。
当時私はこの一件について書きたい事が沢山ありました。普段調剤薬局では透析の患者さんの調剤投薬に関わっておりますので、腎臓が身近です。
腎臓というのは加齢によっても穏やかに機能が低下して行きます。一度低下した腎臓の機能を戻す術はありません。
医療現場でも腎臓の薬は厳密にはありません。
フォシーガという糖尿病の処方が小水を沢山出す処方なので、腎臓病の患者さんに使用出来るように国から効能を取って、腎機能が低下し始めている患者さんに処方され始めましたが、これも改善というよりはこれ以上の悪化を防ぐ、何とか現状維持を目指している処方です。
そんなこんなで、「さぁ!書こう」と思っていた矢先、前回書いたように大きく体調を崩し、常に頭の中が詰まった様になって、勤務している調剤薬局の仕事と自宅で完全予約制で行っている漢方相談の患者さんの対応でいっぱいいっぱいになりました。
でもこんな時、有難いですねぇ…、私には娘という厳しい専属の編集者がおります。
流石に痺れを切らしてブログの原稿の進行具合をたずねる家族のLINEが来ました😅
先頃老朽化により閉館した御茶ノ水の山の上ホテルで原稿を仕上げる為に缶詰めにされた作家さんもかくやといった感じで若干重い頭を振り絞って書き始めようと思います。
今日はこの辺で。