お元気ですか?
週2回の更新、久しぶりに叶いました!笑
今朝の毎日新聞に、今回の所謂紅麹を含むサプリメント被害の原因物質を、青カビが混入した事によって作られる「プベルル酸」とほぼ確定したと厚労省が公表した旨の記事が掲載されていました。
その1でも申し上げましたが、「食品」を製造しているのになぜ青カビが容易に混入するような80年以上も稼働し続けている老朽化した工場を2023年に閉鎖するまで使い続けたり、培養タンク内にタンクを温める温水が混入するトラブルを抱えた施設を使い続けたのか、衛生概念の欠如も甚だしいと思います。
小林製薬のトップの方は現場に足を運んだ事がお有りだったのでしょうか。
また工場で働く方々は、この不衛生な現場で製造された商品に誇りを持っておられたでしょうか。
紅麹菌も青カビも自然界に由来するものです。そうである以上、両面を持っています。
カビ毒というのがその一つの側面です。当初この一件の原因も腎毒性の高い紅麹由来のカビ毒シトリニンが原因ではないかと言われましたが、それは検出されずに青カビの代謝産物から見つかった天然物である事がわかりました。
今日はこの辺で。